スポーツファーマシストとは
公認スポーツファーマシストは
最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、
薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。
薬剤師の資格を有し、所定の課程を修めた方が、日本アンチ・ドーピング機構より認定される資格制度です。
スポーツファーマシストを活用しましょう
薬を飲みたいけど、禁止物質が含まれていないか心配
風邪やケガで薬を飲まなければならなくなった場合、薬に禁止物質が入っていないか、スポーツファーマシストに相談しましょう。万が一禁止物質が入った薬を服用してしまうとドーピング違反で失格となるおそれがあります。
体調を崩したり、ケガをした時に困らないよう、自宅近くや、遠征先にいるスポーツファーマシストを事前に調べておくことをおすすめします。
ドーピング違反を防ぐために
医師から薬の処方を受ける時に、自分がドーピング検査の対象となるスポーツ選手であるため、禁止物質が含まれない薬を処方してもらえるよう伝える必要があります。
医師の禁止物質の判断が不十分な場合には、スポーツファーマシストか、薬剤師会ドーピング防止ホットラインに問合せてもらえるよう伝えると安心です。
薬局などで薬を購入する場合
薬局・ドラッグストアなどで薬を購入する場合は、事前にスポーツファーマシストが在籍する薬局・ドラッグストアをインターネットで調べておくと突然の病気やケガに見舞われた時も安心です。
一般の薬剤師では判断できないことが多くあるので、自宅近くや、合宿先、遠征先の周辺にいる公認のスポーツファーマシストを調べておくと良いでしょう。